日本相撲協会の八角理事長(61=元横綱北勝海)が、13連勝で2場所連続4度目の優勝を決めた大関大の里(24=二所ノ関)に太鼓判を押した。

開口一番で「すごいね、こりゃあ」とうなり「場所前の稽古では全勝は厳しいと思ったけれど、集中力がある」と評した。

琴桜(27=佐渡ヶ嶽)との大関対決は「いい当たりをした、お互いに。琴桜も気持ちがあった」と立ち合い後を見つめ、以降は大の里が地力の高さを示す形となった。2場所連続優勝を「立派」とたたえた。

横綱への昇進に向けては、日本相撲協会審判部が相当と判断した場合に、場所後の理事会招集を要請される立場にある。現状については「内容がいい」と短い言葉で振り返った。直近1年での成長を「左の使い方がうまくなった。相手が迷う」と分析し、得意の右だけでない引き出しを躍進の一因に挙げた。