D.LEAGUEの22-23シーズンチャンピオンCyberAgent Legitが23日、東京・恵比寿のリキッドルームで初のワンマンライブを行った。ライブタイトルは「REVERB」。リーグチャンピオンを決めたラウンド11の作品名でもある。リーダーのTAKUMI(23)は「今はオフシーズンですが、みなさんにオンシーズンの熱気を味わってもらいたいのと、自分たちの力を響かせたい。どうやってわくわくしてもらおうか。そういう思いでタイトルにしました」と説明した。

チャンピオンシップこそ逃したものの、レギュラーシーズンの各ラウンドとも圧倒的なファンの支持が後押しになり、ランキング1位に輝いた。メンバーの地獄(27)は「みなさんへの恩返しの意味のイベントです」と話した。ライブは昨シーズンの作品から人気の高かった7本をピックアップ。それぞれに、アレンジを変えたり、新たな振り付けを盛り込んだりと、各ラウンドの2分間のバトルでは表現しきれなかった部分をスケールアップ。新作3本に、シーズンでは見ることのできない寸劇も随所に盛り込んだ。女性メンバーのena(24)は「やっぱり、Legitは魅力的やなと思ってもらいたい」とオフシーズンにもレッスンを繰り返してきた。

Legitのメンバーは9人。シーズン中の各ラウンドの出場人数は8人で、毎回控えに回るメンバーがいる。ライブ前の控室で「僕は昨シーズン出場回数が少なかった」と意気込みを話し始めたのはSHOSEI(20)だ。業界でも注目のブレーキンのダンサーだが、メニューの構成上、欠場するラウンドが多かった。「自分の中でも浮き沈みが大きくて、見てもらいたいという思いもあった。それでも、みんなの背中が大きく見えて、涙が出るくらい感動したこともあった。僕もそう見えるように、個人的に頑張りたい」と来季に向けて決意表明。この日は新作にすべて出演するなどフル回転。アクロバティックな技を何度も披露して盛り上げた。

そんなSHOSEIの努力を仲間たちは見逃さない。ライブに向けてのレッスンは、個々が得意とするジャンルや動きを、たがいに細かく伝えていく「スキルシェア」に多く時間が割かれた。地味で静かな意見交換が主体のレッスンなのだが、SHOSEIはブレーキンに、TAKUMIや地獄が得意とするポップスの要素を巧みに盛り込むようになった。地獄は「すごく質問が多いんです。進化していますよ」と明かした。ファンへの感謝と、悔しさをバネにした地道な努力。ド派手な2時間から、濃密な思いが響いてきた。

ライブ終盤では今季限りで退団するkotori(22)を涙で送別。一昨年まで所属した1CH(イチ)の復帰、チームの新テーマソングをリップ・スライムのRYO-Zが担当することが発表された。また、TAKUMIと地獄はTHE JET BOY BANGERZのメンバーとしてこの日デビュー。トピックもりだくさんの一夜となった。【久我悟】

TAKUMIを中心にラストナンバーをスタート
TAKUMIを中心にラストナンバーをスタート
左から地獄、ena、Kotori
左から地獄、ena、Kotori
来季から復帰する1CH(中央)
来季から復帰する1CH(中央)