男子マラソンでプロランナーとして活躍する川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)が実業団選手になる? 12日、防府読売マラソンの開催が発表されたことを受け、ツイッターを更新。毎年続けている愛着が深い大会の出場を続けるため、日本実業団陸上競技連合の登録に含みを持たせた。

発表された同マラソンのエリートの部は参加資格は男子招待選手を「若干名」と、日本実業団陸上競技連合の登録者約100人とされていた。一般の部は山口県の人に限定されている。

実業団登録でない川内は、男子招待選手になるしか出場の道はない。毎年、招待を受けているとはいえ…今年も呼ばれるとは限らない。川内は「防府は女子の招待選手枠は無く、私も招待選手になれる保証はないので、防府に出場するために妻と共に実業団登録をしなければならないですね」と記した。妻侑子も、あいおいニッセイ同和損保に所属し、夫婦で実際に走りながら全国でマラソンを盛り上げる活動をしている。

今季の実業団の登録期限は9月末までとなる。「東日本実業団陸上競技連盟の資格審査を通過できるかどうかは分かりませんが、防府読売マラソンに参加するための実業団登録について所属先や妻と話し合わなければいけません。妻の登録に関しては実業団の移籍関係のルール改正がなければ、円満が出たかわからなかったので危ないところでした」とツイート。その上で、コロナ禍で大会の中止が続く中、開催となった事に感謝を示した。