山本草太(中京大)が10回目の出場で、ついに表彰台に立った。ショートプログラム(SP)2位からのフリーは192・42点、合計287・00点で銅メダルを手にした。「すごくうれしく思います。結果とか順位っていうものを本当にあまり気にせず、自分が練習やってきたことを全て出し切ろうって思った。それがかえって、あまり強い緊張感につながらず、すごくいい演技につながったんじゃないかな」と歓喜に浸った。

冒頭の4回転サルコーを降りた。「すごく落ち着いて入ることができた」と流れに乗った。続く4回転-3回転の連続トーループも着氷。「全部跳べるな」と確信しながら、その後も次々と着氷させ、トリプルアクセル(3回転半)を降りた際には拳を握った。演技後も何度もガッツポーズをして感情を表し、笑顔でリンクを去った。

今季はGPシリーズのスケートカナダでGPシリーズ初優勝したが、第4戦中国杯で6位。GPファイナルに届かず、「調子もいい時もあれば悪い時もあったり、本当に苦しい日々もあったんですけど、その中でも頑張ってきてよかったな」と積み重ねた日々を思い返した。「目標にしていた結果ではありますけど、もっともっと先を見据えて、さらに目標を高い位置に掲げて、さらに成長していきたい」とシーズン後半を見据えた。

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