女子で初優勝を目指すSC軽井沢クが、この日の1試合目に10-8でロコ・ソラーレ、2戦目は7-3で妹分のロコ・ソラーレSを下した。リーグ戦3勝1敗で首位に並び、決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

ロコ・ソラーレ戦の9-8で迎えた最終第10エンド。正確にストーンをハウス中央に運び、女王にプレッシャーをかけ続けた。先攻のロコ・ソラーレ藤沢がスチールを狙ったラストショットは、積み上がったSC軽井沢クの石を思うように弾けず、勝利が決まった。スキップの上野美優(22)は「昨日(1月31日)の試合からチーム力が上がってきている感じで、今日は昨日より、もっともっといい感じ」と、弾むような声で言った。

22年5月のジュニア世界選手権で日本カーリング界初の金メダルを獲得した。昨年の日本選手権はロコ・ソラーレに続く準優勝。着実に実力を上げ、女王の牙城に迫ってきた。「オリンピック銀メダリストの藤沢さんと、この日本選手権の舞台で投げ合えるのは楽しい」と振り返った。

今季から上野美の妹、結生(21)がリードに加入。「姉がいいドローを決めたら、自分ももっといいドローを投げなきゃな、という風に思う」と姉妹が競い合い、チーム力を高めている。上野結は「特に姉と約束はしていませんが、2人でやってたら言わなくても上(世界選手権やオリンピック)を目指せるかな、って思ってます」と力強かった。【中島洋尚】