米国オリンピック委員会(USOPC)は29日、陸上男子棒高跳びで17、19年と世界選手権2連覇中のサム・ケンドリックス(28)が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、東京五輪を欠場すると発表した。16年リオデジャネイロ五輪は銅メダル。初の五輪金メダルを目指していた。現在は隔離されているという。

ライバルで世界記録を持つアルマンド・デュプランティス(21=スウェーデン)は「このような結果になり、少しショックを受けています」と受け止めた。

男子棒高跳びは31日に予選を行い、決勝は8月3日に実施される。