NHK総合で7日に放送された、東京オリンピック野球決勝日本-アメリカ(午後7時30分)の世帯平均視聴率が37・0%(関東地区、速報値)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。東京五輪で放送された競技の中で、トップの数字を記録した。

瞬間最高は午後9時58分の44・2%で、栗林良吏がアメリカを2アウトまで追い込んだ9回表の場面だった。

日本は正式競技として初めての金メダルを獲得。3回、チーム最年少21歳の村上宗隆内野手が先制ソロ。8回に追加点を奪うと、継投で無失点を守り抜き、1次リーグから今大会5戦全勝で世界一を決めた。メダル獲得は04年アテネ(銅メダル)以来、17年ぶりとなった。

4日に行われた準決勝日本-韓国戦も、26・2%の高視聴率を記録している。