喜友名諒(31=劉衛流龍鳳会)が、銀メダル以上を確定させた。5人で争う1次リーグB組をトップで通過。3人で争う準決勝B組も首位となって、午後の決勝に進出した。これで喜友名は2位以内が決まった。

1次リーグでは2度の演舞を行って28・26点、28・40点と平均28・33点。準決勝でも唯一、28点台となる28・72点をマークした。得点をアップさせている。決勝では準決勝A組トップの27・28点を出したスペイン選手と対戦する。

沖縄市出身の喜友名は、世界選手権3連覇。優勝すれば、全国で唯一の金メダル空白県だった沖縄に初めての栄冠をもたらすことになる。「沖縄の子どもたちに金メダルを見せたい」という願いをかなえる。