東京オリンピック(五輪)の開会式が23日に新国立競技場で行われ、海外メディアでは「50音(あいうえお)順」で行われた各国選手団の入場順にも注目が集まった。

ロイター通信は「東京五輪で知っておくべきこと」と題した記事の中で、「ABCのように簡単ではなかった」と入場順について触れた。あ行の最後の国、アンドラ(Andorra)の次にイエメン(Yemen)が登場したことに「行進の順序で(視聴者を)混乱させたかもしれません。日本のユニークなアルファベットをご覧ください」とつづり、1964年の東京五輪ではアルファベット順に行進が行われたことも紹介。ツイッター上では視聴者が「イタリア、イスラエル、イラク、インド、インドネシアの後、それに続いてウルグアイ、ウクライナ、ウズベキスタン。全体的にその順番はランダムに見える」と投稿したことも伝えた。

また、AP通信も開会式の行進順について紹介する記事を配信しており「日本語のアルファベット順でスロットされているため、例えばアイスランド(Iceland)とアイルランド(Ireland)はアゼルバイジャン(Azerbaijan)よりも先に登場します」などとつづった。