東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは2日、新型コロナウイルスの陽性判定を受けた海外選手1人が8月31日から入院していることを明らかにした。選手の入院は五輪を通じて初めて。高谷氏は選手の容体について「重症ではない」と説明。入院発覚から2日経っての発表になった理由を問われ、「私の所まで情報が伝わるまで時間がかかった」と述べた。

組織委によると、選手村に滞在していたこの選手は8月25日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた。濃厚接触者はいないという。