女子オムニアムで、梶原悠未(24=筑波大大学院)が銀メダルを獲得した。日本女子として自転車トラック種目では初の五輪メダル獲得となった。

第1種目のスクラッチで2位発進、第3種目のエリミネーションではライバルが脱落する中で2位を確保し総合ポイントで暫定2位につけていた。

梶原は、筑波大附属坂戸高進学にあたり「まずは全国で1番になれる競技を」と、自転車競技をはじめた。ジュニア時代は世界の頂点に立てなかったが、20年ドイツ・ベルリンの世界選手権では日本女子初の世界女王に輝き、一躍メダル候補となっていた。

コロナ禍で国内にも敵無しだったが、外国人選手を想定してのバイク練習や、男子のロードレースにも参戦し、脚力を磨いてきた。