東京オリンピック(五輪)に臨んでいるブラジルFWリシャルリソン(24=エバートン)が母国の先輩そっくりな大五郎カットを披露している。23日深夜に自身のインスタグラムのストーリーズにその姿を投稿した。

リシャルリソンはブラジルの背番号10を背負うエースで、22日に行われた1次リーグ初戦のドイツ戦でも前半30分までに3得点のハットトリックを達成。4-2の勝利に貢献していた。

同試合では金色の短髪姿でプレーしていたが、23日に投稿した写真では、上裸で額上部のみ髪の毛を短く残した大五郎カットを披露。この髪形は母国の大先輩の元ブラジル代表FWロナウドが2002年のワールドカップ(W杯)日韓大会時に披露した髪形でもあり、当時、日本でも大きな話題を呼んだ。

ただ、リシャルリソンはこれまでも何度かこの髪形を披露したことがある。先輩のロナウドは同じ日本で行われたW杯日韓大会決勝で、この大五郎カット姿で2得点を挙げ、母国を優勝へと導き、個人としても大会得点王に輝いた。意識したかどうかは定かではないが、舞台こそ違えど、リシャルリソンが同じ姿で大会得点王、そして母国を前回大会に続く五輪2連覇へと導くことができるのか。今後の戦いが注目される。