ホーム 東京オリンピック2020 サッカー ニュース RSS パリ五輪へ 久保、斉藤、中野ら市場価格上位の選手たち/サッカー連載3 [2021年8月11日10時0分] 久保建英(2021年7月31日撮影) <Road to Paris> パリ五輪男子サッカー競技の出場資格は「01年1月1日以降に生まれた選手」。日本は久保建英(20=Rマドリード)を中心にしつつ、基本的には現在のU-20日本代表のメンバーをメーンにチームが編成される。出場資格のある選手の中で移籍情報サイト「トランスファーマーケット」による市場価格上位の選手をピックアップしてみた。▽GK=鈴木彩艶(浦和)、藤田和輝(新潟)、小畑裕馬(仙台)ら。東京五輪でもメンバーに選ばれた鈴木は反応の速さ、高いセービング技術を武器に、銅メダルを逃した悔しさをパリで晴らしてほしい。▽DF=中野伸哉(鳥栖)、田中聡(湘南)、中村拓海(東京)、西尾隆矢(C大阪)、半田陸(山形)、高安孝幸(金沢)、大畑歩夢(鳥栖)ら。17歳ながら左サイドバックを中心にJリーグで常時出場し、U-24日本代表でもプレー経験のある中野に期待がかかる。▽MF=松岡大起(清水)、山本理仁(東京V)、荒木遼太郎(鹿島)、藤田譲瑠チマ(徳島)、成瀬竣平(名古屋)、川崎颯太(京都)、鈴木唯人(清水)ら。1番の激戦区で多くの優秀なMFがそろう。その中で東京Vユース出身の藤田は、高校2年時まではユースでもなかなか出場機会に恵まれなかったが、そこから驚異的な成長を見せてトップ昇格→J1徳島移籍と一気に“出世”した。フランス代表MFカンテのようにどこにでも顔を出し、攻守に躍動する。▽FW=久保建英、斉藤光毅(ベルギー2部ロンメル)、若月大和(スイス1部シオン)、川崎修平(G大阪)、西川潤(C大阪)、唐山翔自(愛媛)ら。久保はウイングとしてFWに組み込んだ。U-19代表でもコンビを組んだ久保と斉藤の「攻めっ気しかない」2人が他国DF陣をきりきり舞いさせるところが見てみたい。他にも注目の選手は大勢いるが、Rマドリード下部組織のMF中井卓大(17)や松木玖生(青森山田3年)らがどう絡んでくるかも興味深い。【千葉修宏】(おわり)