池江璃花子(21=ルネサンス)がアンカーを務めた日本は、3分44秒15の全体の9位で決勝進出を逃した。第1泳者は小西杏奈、第2泳者が佐藤翔馬、第3泳者が松本克央。池江は7位から徐々に順位を上げ6位でフィニッシュしたが、決勝進出には0秒21及ばなかった。

試合後、取材エリアに現れた4人のコメントは以下の通り。

小西 (自己ベストを出し)このメンバーで泳げるのは貴重。ベストで帰ってくればつなげてくれると頑張って泳ぎました。

佐藤 個人種目で結果が奮わなかったので。リレーではいい結果を残そうと思っていた。最後に自分らしい泳ぎができたと思う。このチームでレースが出来て楽しかった。

松本 こんな追い上げる経験はなかなかないが、楽しめた。良かった。

池江 前半は気持ちよく早く泳ぐことができて、結構、隣に追いつけたかなと思ったが、後半ばててしまった。しっかり、最後の食らいつきができたことはよかった。ミックスは何回か経験したが、フルメンバーで出たり、みんなの調子をひっくるめたら世界的にいい位置に行くと思う。今後はリレーでメダルを視野に入れながら、さらに強化をして、リレーの楽しさを感じながら頑張っていきたい。

◆混合400メートルメドレーリレー 東京五輪から採用された新種目。男女が2人ずつ背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ、自由形の順でリレーしながら泳ぐ。どの泳法に男女どちらを配置するかは、チームの戦略による。