J1アルビレックス新潟は8日、ルヴァン杯準々決勝第2戦でFC町田ゼルビアに0-2で敗れたが、2戦合計5-2で9年ぶりに4強入りした。クラブ史上初の決勝進出へ、10月9、13日の準決勝で川崎フロンターレと対戦する。

決定機を逃し続け、無得点に終わったが、フェアプレーで勝ち上がった。クラブ初のタイトル獲得も狙えるサッカーを見せるとともに、リーグ全体に誇れるのが警告の少なさ。今大会の6試合でカードはイエローの2枚だけ。妥協を許さない松橋監督の下、クリーンファイトが光る。

リーグ戦でも7月20日のC大阪戦から5戦負けなし(3勝2分け)。その間の警告は2枚だけで、もちろん退場もなし。無失点の「クリーンシート」ほどではないかもしれないが、無警告試合もチームとして非常に価値がある。

ボールを保持し続けるスタイルの新潟において、カードをもらうような試合は危うい。実際、今季のリーグ戦で1試合2枚以上の警告を受けた試合は1勝2分け6敗と大きく負け越している。基本的に警告を受ける場面は相手にボールを持たれているとき。イエローカードが多い試合は文字通り、勝ち点3獲得に黄色信号がともる。

警告が少なければ、出場停止にもならない。そのときのベストメンバーで臨むことができる。そうして選手個々の連係も深まる好循環。カードの少なさは、チームの調子を示す1つの指標となる。【石川秀和】

町田対新潟 準決勝進出しタッチを交わす新潟松橋監督(右)(撮影・宮地輝)
町田対新潟 準決勝進出しタッチを交わす新潟松橋監督(右)(撮影・宮地輝)
町田対新潟 前半、競り合う新潟稲村(左)と町田桑山(撮影・宮地輝)
町田対新潟 前半、競り合う新潟稲村(左)と町田桑山(撮影・宮地輝)
町田対新潟 前半、競り合う新潟稲村(左)と町田桑山(撮影・宮地輝)
町田対新潟 前半、競り合う新潟稲村(左)と町田桑山(撮影・宮地輝)
町田対新潟 前半、ヘディングでクリアする新潟鈴木(中央)(撮影・宮地輝)
町田対新潟 前半、ヘディングでクリアする新潟鈴木(中央)(撮影・宮地輝)