日本が地元韓国を破り、3戦全勝で2大会連続3度目の優勝を果たし、大会の最優秀選手(MVP)には計5ゴールで得点王のFWジャーメインが選ばれた。日刊スポーツ評論家のセルジオ越後氏(79)は、この試合のMVPには韓国の猛攻を防ぎきったGK大迫の名前を挙げ、さらに9月以降の代表選考へ、生き残りの可能性がある選手名にも言及した。

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引き分けでも優勝の日本は、早い時間に先制点を取ったから、その後はほぼ攻撃の形はなく、守りに徹したね。後半は韓国がギアを上げ、その中で試合のMVPはGKの大迫ですよ。スーパーセーブの連続で逃げ切れた。大迫サマサマという展開だったね。

一方、優勝決定戦で観客は1万8000人ほど入っていたけど、空席も目立った。韓国もそうだけど、やはり若手強化の色が濃い大会だったんだ。だけど、Jリーグ勢からすれば、代表でチャンスをもらった。そりゃ頑張るよ。それがこの日の大迫であり、30歳だけど代表経験のなかったジャーメインになる。

初代表14人を含めた今回のメンバーから、9月の米国遠征以降、何人が代表に生き残れるのかな。大迫、相馬…あとは細谷ぐらいになってくるか。やはり、代表で一定の実績のある選手になってくるんだろう。そしてジャーメインか。

彼は今大会3試合で5得点でしょ。香港戦の4得点は、対戦相手のレベルで割り引いて考えないといけないけど、この日の決勝点といい、招集されて当たり前の結果は出したんだからね。他の選手は同じ土俵に上がっても、そこまで点を取ってないんだから。

海外組のFWでいえば、最近呼ばれていない浅野もいるし、森保監督が東アジアの大会の位置付けをどう考えるか。監督の思惑がはっきりする秋になるね。(日刊スポーツ評論家)

最優秀選手に選ばれ、写真に納まるジャーメイン(共同)
最優秀選手に選ばれ、写真に納まるジャーメイン(共同)
3戦全勝で優勝を果たし、大喜びの森保監督(中央)ら日本代表(共同)
3戦全勝で優勝を果たし、大喜びの森保監督(中央)ら日本代表(共同)
日本対韓国 前半、先制ゴールを決め、駆け出すジャーメイン(共同)
日本対韓国 前半、先制ゴールを決め、駆け出すジャーメイン(共同)