<高校サッカー:富山第一3-2星稜>◇決勝◇13日◇国立

 北陸勢の対決となった決勝が行われ、富山第一が星稜(石川)を延長の末に3-2で制し、初優勝した。富山県勢としても初。

 富山第一は2点を追う後半42分に高浪が1点を返し、ロスタイムには大塚がPKを決めて土壇場で2-2に追い付き、延長戦へ持ち込んだ。延長後半終了間際には村井が左足で劇的な決勝ゴールを決め、高校日本一を手にした。

 星稜は2点を先行し、初優勝まで目前に迫ったが逃げ切れなかった。

 富山第一の渡辺と神戸弘陵(兵庫)の長谷川が通算4点で得点王に輝いた。

 改築のために現在の国立競技場が舞台となるのは今回が最後で、次回決勝は埼玉スタジアムで開催される。