森保ジャパンが準々決勝で完敗した。森保一監督(49)率いるU-21日本代表は終始押し込まれ、力の差を見せつけられた。

 森保監督は会見で一番に「この悔しさを選手もそして私自身も次への成長へ必ずつなげればならないといけない」とキッパリ話した。相手はU-23代表だったが「言い訳にしようと思わない」と話した上で「もっと上を目指し続けなければいけない。足りなかったという課題を持って、いつか将来、彼らを上回っていけるように選手も私自身もチーム力をより発揮できるように、次へのモチベーションにしていきたい」と悔しさを口にした。

 ただ、4試合を通じて経験は積んだ。特に、選手は最後まで諦めず戦う姿勢を貫いた。指揮官も選手をたたえ「今日の試合負けてしまって、課題だけが出たような試合になったが、選手たちは最後まで切れずに、ミスがあってもうまくいかなくても、チームとして連係連動しようとしてくれた。日本の良さ。勝負は決まっていたかもしれないけど(集中が)切れなかったのは日本人のメンタリティー。この戦い方にさらにクオリティーをつけて、日本人らしく戦って今後もレベルアップできれば」と、成長し続けることを誓った。