日本代表の西野朗監督(63)が8日、欧州組の視察を終え羽田空港に帰国した。12日間で4カ国を巡り当初の予定通り11人と会った。けがを抱える香川と岡崎を「一番心配な2人」とし、中でも練習場を訪問した前日に左足首の痛みを再発させた香川が心配で仕方ないよう。表情を曇らせ「彼の気持ち的な強さはものすごく感じましたが、少し(状態と)ギャップがあるのかな…。厳しい状況を、彼自身も感じていると思いますよ。2月からプレーしていないので」と言った。

 最初の選考、ワールドカップ予備登録35人の提出期限は14日。時間がない中でシビアな判断を求められる。香川と対照的に、まったく試合に出ていない井手口の状態の良さを確認するなどし「選択肢が広がった」と視察の成果も強調。選考の手順を「何となくスタートメンバーを中心に決めがちですけど、逆にバックアッパーの状況を把握した上で整えていく必要がある。11人プラスアルファではなく」。西野ジャパンは控え選手を重視し、そこから逆算しチームを組み立てていくことになる。