サッカー日本代表DF酒井宏樹(28=マルセイユ)が21日、羽田空港に帰国した。

 マルセイユで2年目の今季は、リーグ戦33試合を含む計50試合に出場。主力としてチームに貢献し続けた。

 ただ、リーグ4位と惜しくも来季の欧州チャンピオンズ・リーグへの出場権を逃し、決勝まで勝ち進んだ欧州リーグも最後にアトレチコ・マドリードに敗れて準優勝に終わったことから「いいシーズンでしたけど、結果的にはタイトルを得ることができず、完全に満足行くシーズンではなかった。来年に向けて、目に見える結果を手にすることができなかった1年」と悔しさをにじませて振り返った。

 今後はつかの間の休養を経て代表合宿に合流する。「監督もメンバーも替わっているので、短い時間ですが、やれることだけを前向きにやっていきたい。チームとして1試合でも多くやり続けたいし、上だけを目指してやっていければ」と話した。