J1横浜F・マリノスは15日、横浜市内で約1時間30分、練習を行った。18日の次節アウェーFC東京戦に向けた実戦形式のメニューでは、激しい接触プレーもあり、MF遠藤渓太(19)が一時、左足を痛めて練習を離れる場面もあった。練習後、遠藤は「足は大丈夫」と、大事に至っていたいことを強調した。

 遠藤は5月のU-20(20歳以下)W杯韓国大会では、1次リーグのイタリア戦でMF堂安律の得点をアシストするなど、存在感を発揮した。それでも「評価されるのはアシストではないと感じた」という。だからこそ「チームでもゴールにこだわっていきたい」と、リーグ戦初得点への意欲を一段と強めている。

 同大会を通じて「海外の選手は自信があるから何回も仕掛けてくる。その姿勢が大事だと思った」と、何よりも積極性を学んだ。左足を痛めても、ピッチ外からすぐにチームメートの動きに目をやり、ほどなく練習に戻った姿に、成長への意欲をのぞかせていた。