J2湘南ベルマーレは15日、関東大学1部リーグの順大からユニバーシアード日本代表DF坂圭祐(4年=22)と、同2部の国士大からFW山口和樹(4年=22)の、来季新加入が内定したと発表した。

 坂は三重県四日市市出身で、四日市中央工3年時に全国高校サッカー選手権に出場し4強入り。174センチとDFとしては小柄ながら、高い打点のヘディングと攻撃の起点となる正確なフィードが持ち味。湘南を通じ、次のようにコメントした。

 坂 プロサッカー選手としての第1歩を、素晴らしいチームでスタートできることを大変うれしく思います。どんな時も自分を応援してくれた家族、多くのことを教えてくれた指導者やチームメートなど全ての方々に感謝しています。そういった方々の思いを胸に、サッカー選手としてはもちろん、人間的にも成長し、1日でも早く湘南ベルマーレの力になれるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

 山口は名古屋市出身で、J2名古屋グランパスの下部組織U-12から愛知FC、J1柏レイソルの下部組織U-15、日本航空高(山梨)を経て国士大に進学。155センチ、50キロと小柄ながら、豊富な運動量とスタミナが武器。東京都代表として9年ぶり15回目の出場を果たした天皇杯では、J3ブラウブリッツ秋田を下した1回戦、延長戦の末、湘南に0-1で惜敗した2回戦にいずれも先発した。湘南を通じ、次のようにコメントした。

 山口 湘南という素晴らしいクラブでプロ生活をスタートできることをうれしく思います。日々の練習で着実に成長し、自分の特長を磨くことのできるこのクラブで、向上心を持ってプレーしたいと思います。これまで支えてくださった方々への感謝を忘れず、1日でも早くベルマーレの勝利に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

 湘南は、長野市立長野高MF新井光(3年=18)と、鹿屋体大のMF松田天馬(4年=22)の来季加入が決まったと発表している。松田は日本サッカー協会から大学所属のままJリーグに出場できる特別指定選手としても承認されている。