日本サッカーミュージアム(東京・文京区)のゴールデンウイーク特別イベントがこどもの日の5日に行われ、川口能活氏と楢崎正剛氏の元日本代表GK2人が、訪れたファン、サポーターと触れ合った。

2人の国際Aマッチ出場試合数、計193(川口氏116、楢崎氏77)にちなみ、先着193組限定で、2人と記念撮影できる特別イベント。

引退したばかりの日本の守護神目当てに、午前の部開始は10時30分だったが、何と一番乗りは、午前4時!! という人気ぶりで、整理券は瞬く間になくなった。

日本サッカー協会のナショナルトレセンGKコーチに就任し、育成年代を指導している川口氏は、参加者を前に「現役時代にはなかなかないシチュエーション。代表の時でも、2人に挟まれて写真を撮った人は、なかなかいないと思います」とあいさつ。名古屋グランパスのクラブスペシャルフェロー(CSF)として幅広く活動する楢崎氏は「今日はゲーム(試合)に来たわけではありません、皆さんに会いに来ました」と話し、笑顔で触れ合った。

ファン、サポーターも、思いの詰まった装いで訪れる人が多く熱気ムンムン。いろいろなデザインの日本代表ユニホームや、横浜F・マリノスやSC相模原、名古屋グランパスのユニホーム姿の参加者が目立った。

中には川口氏のノアシェラン、楢崎氏の横浜フリューゲルスという、2人も思い入れが強いクラブのユニホーム姿のサポーターもいた。

楢崎氏もミュージアム内で、横浜フリューゲルスのマスコット「とび丸」と再会を果たし、こちらでもレジェンド2ショットで写真撮影。主役2人もファン、サポーターも思い出に残るGWの1日となったようだ。