鹿島アントラーズのDF小池裕太(22)がリーグ戦初先発で爪痕を残した。

前半10分にはMF三竿のパスを受けて左足シュート。左サイドでコンビを組んだFW山口とのワンツーで抜け出してチャンスメークする場面もあった。守備でも鋭い出足で相手の攻撃の芽をつみ取り、高い位置をとってくる相手ウイングバックにうまく対応した。

後半29分には、相手DFのこぼれ球を拾って左足でミドルシュート。直前のセットプレーで前線に残っていた鹿島DF町田に当たり、ゴールに吸い込まれた。場内では小池の得点と表示されたが、試合後にマッチコミッショナーの判断で町田の得点に訂正された。

惜しくも初先発初ゴールとはならず。小池は「守備ではいいプレーはあったけど、もっと攻撃で起点になって、アシストなどを出していければ」と今後の課題を口にした。守備面はシントトロイデンでも意識して取り組んできたといい、「自分の良さ、アグレッシブさが出せたと思う」と手応えを明かした。