横浜F・マリノスは昨季の英プレミアリーグ王者マンチェスター・シティーと対戦し、1-3で敗れた。

試合は前半から両チームが激しく攻め合う展開となる。まずは18分、マンチェスターCのGKブラボのロングボールにMFベルナルドが抜け出すと、右サイドを駆け上がったMFデブルイネにパス。デブルイネが鮮やかなフェイントでDF畠中槙之輔をかわし、左足で強烈なシュートをたたき込んだ。

先制を許した横浜だったが、直後の23分にすぐさま同点に追いつく。MF三好康児のスルーパスに抜け出したFW仲川輝人らがゴール前で立て続けにシュートを放ち、最後はこぼれ球をFW遠藤渓太が右足で決めた。

プレミア王者として意地をみせたいマンチェスターCも攻撃の手を緩めず、40分には先制点を挙げたデブルイネのピンポイントのスルーパスに抜け出したMFスターリングが右足でネットを揺らし、勝ち越しに成功した。

両チームともにメンバー交代なく後半に入り、横浜も最後まで攻め込んだが得点は奪えず。終了間際にはマンチェスターCにだめ押しの3点目を奪われて試合は終了。同じシティー・フットボール・グループ(CFG)に属する両チームの対戦はマンチェスターCが貫禄の勝利を挙げた。

また、同試合の後半30分には、この試合を最後にJ1ヴィッセル神戸への移籍が決まっているGK飯倉大樹が途中出場でピッチへ入った。サポーターのチャントが鳴り響く中、飯倉は先発したGK朴一圭らとハイタッチしながらゴールマウスへ。約20分間プレーし、横浜でのラストマッチを終えた。