ジュビロ磐田前監督の名波浩氏(46)が30日、北海道コンサドーレ札幌の練習見学に訪れた。

札幌・宮の沢の練習場に、札幌のスタッフ用練習着姿で登場。見学していたサポーターらは一時、騒然となった。

親交の深い札幌・野々村芳和社長(47)からの誘いがきっかけで、ミハイロ・ペトロビッチ監督(61)も歓迎したため、実現した。磐田監督退任から1カ月。久しぶりにピッチに立つと、メモ帳にメモを取りながら、熱い視線で練習を見守った。「勉強なので。(磐田で)いきなり監督をやって、それでも4年半やらせてもらったけど、勝たせる監督ではなかった。そのテーマを解消するために、勝たせる監督のいるクラブに行きたいなと思った。今回はミシャさん(ペトロビッチ監督)の帝王学を学びたい。正解はないと思うけど、勝っているということは、正解に近いと思うので」と話していた。

練習後はMF小野伸二(39)が運転する車に乗り、クラブハウスを後にした。

札幌滞在は8月1日までの予定。