鹿島アントラーズは3日前の浦和戦に続き、2試合連続終了間際の失点で勝ち点を取りこぼした。

後半立ち上がりに2失点したが、MFセルジーニョが1点を返したところから反撃に転じ、FW伊藤のPK弾で同点まで持ち込んだ。しかし後半51分、湘南ベルマーレにCKを与えて、ラストワンプレーで失点。DF犬飼は「原因を見つけるのは難しいけど、あそこに至るまでが全て。最後のワンプレーだけじゃない。後ろのリスクマネジメントは、もっとやれたところもあったかもしれない」と振り返った。

同点に追い付いた後は、鹿島に逆転の気配が漂った。チーム全体で敵陣に押し込み、リスクを冒して3点目を奪いに行ったが、その隙を突かれる形で失点し、敗戦。犬飼は「前がかりに行っているときに、もっと前でファウルでも良いから止めたりとか、敵陣で止め切ることとかが、個人としては今日はできていなかった。そういう作業は今後の課題かなと思います」と分析した。

DF永木は「最後の最後まで集中しないといけないところで、自分のミスからやられたCKで、(得点した湘南DF坂は)自分のマークだった。本当に、みんなに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。