横浜F・マリノスは15日、川崎フロンターレから期限付き移籍していたMF三好康児との契約を両クラブ、選手の合意のもとに解除することを発表した。

三好は欧州クラブへの移籍を前提とした契約交渉のためこの日チームを離れた。

三好はクラブを通じ「欧州移籍のためにF・マリノスとの契約を解消させてもらうことになりました。約半年という短い期間でしたが自分をチームの一員として受け入れてくれた監督をはじめとするクラブスタッフ、チームメート、そして何よりどんな時も熱い応援をしてくださったファン、サポーターの皆さんには本当に感謝しています。また自分の、欧州に挑戦したいという気持ちを後押ししてもらったことにも感謝しています。この気持ちはプレーで、活躍する事で、恩返ししていきたいと思います」とコメントした。

横浜を離れることにはなりますが、今シーズン、F・マリノスがタイトルを獲得する事を強く願っています」とコメントした。

三好は小学5年から川崎Fの下部組織で育ち、15年にトップチームに昇格。18年は札幌に期限付き移籍し、リーグ戦26試合に出場。今季は横浜に期限付き移籍し、リーグ戦19試合3得点。20年東京五輪世代中心で臨んだ今年6月の南米選手権でA代表デビューも果たし、ウルグアイ戦では2得点を挙げた。J1通算76試合11得点。