ガンバ大阪の元日本代表FW宇佐美貴史(27)が、監督になる夢を明かした。

22日、大阪・万博練習場で非公開調整。宇佐美は左膝軟骨損傷でリハビリをこなした。指揮官としてタイトル獲得の重責を担う宮本恒靖監督(43)の姿について「そういう夢(監督)があるから、(宮本監督を)よく見てますよ」と意外な未来像を語った。具体的にどこを参考にしているかは「話したくないです」とクールな印象とは違った照れくささをにじませた。

膝の状態については「走ったりは全然していないですね。(完治までは)2週間ぐらい。膝が治ったとしても、体力的な部分で治していく時間が必要かなと思います」と語った。

現状、J1リーグは4月4日の川崎フロンターレ戦で再開予定。とはいえ、新型コロナウイルスが収束する見通しがないことから、まだ不透明な部分が多い。

「(昌子)源であったり、(小野)裕二とか、ケガをしていた選手が練習試合をこなしながらコンディションを整える時間ができた。4月4日に再開になったら、僕は無理ですけど、それ以外の選手は戻ってきていますし、チーム力はすごいいい状態。結果を出していきたいと思います」。

宇佐美の復帰は、4月中旬頃になりそうだ。【南谷竜則】