J1浦和レッズに新加入したブラジル人FWレオナルド(22)が、サポーターの健康を最大限に配慮した公式戦再開を望んだ。

24日、さいたま市で非公開による2部練習後、ビデオ通信アプリを通じて取材対応。25日のJリーグ実行委員会で4月3日の公式戦再開可否が話し合われることを受け「4月3日の再開は難しいという日本の報道は読んでいる。サポーターの気持ちを考えて試合を見せたいけれど、サポーターの健康を考えると、さらなる延期はやむを得ないと思う」と口にした。

延期が決まれば3月18日に続いて2度目となる。レオナルドは「モチベーションを保つのは難しい状況ですが、レッズの選手であることを誇りに持って落とさないようにしている」とキッパリ。クラブ側の計らいで、医師から外国籍選手向けの新型コロナウイルス対策レクチャーを受けており「新型コロナウイルスの危険性やドクターのアドバイスをもらって、最初はナーバスになっていたけれど落ち着いた。それは自分たちの助けになった」と感謝した。

この日の2部練習では、午後に紅白戦に臨むなど実戦形式のメニューを消化している。先週の4日間あった非公開練習を振り返り「4日間、たくさんのゴールを取ることができました。チームとして非公開で、ボクの方からは多くのことは言えないが、チームによって必要な練習をしている。公式戦が始まったらしっかり戦い、目標であるACL(アジア・チャンピオンズリーグ)出場権を獲得したいと思っています」と意気込んでいた。