セレッソ大阪は1日、GK永石拓海(24)の新型コロナウイルス感染を明らかにした。

C大阪はウェブ方式の緊急会見を開き、森島社長が「大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありません」と謝罪した。大阪のクラブで最初の感染となった永石の発症日は、体調不良を訴えた3月27日とし、28日から自宅待機。同日には倦怠(けんたい)感、発熱などがあった。22日に大阪市内で食事した友人の感染が先に判明し、本人は「食事会に参加すべきでなかったと大いに反省している」とコメントを発表した。

クラブは濃厚接触者の特定を行い、行動履歴を保健所に提出。大阪市内の練習場などの消毒を行う。チームは本来、3日から練習再開予定だったが、10日までの活動停止を決めた。発症日から起算して最短で11日が再開日になる。永石は福岡大卒のプロ3年目でトップでの公式戦出場はない。

◆永石拓海(ながいし・たくみ)1996年(平8)2月16日生まれ、山口県出身。高川学園-福岡大からC大阪入り。191センチ、86キロ。