浦和レッズのDF山中亮輔(27)は17日、モチベーションが高まるとしてサポーターの横断幕掲出の実現を願った。

この日、オンライン上で報道陣に対応し、チームが無観客試合でのサポーター横断幕の掲出禁止を反対する意見書を提出したことに言及。「もちろん横断幕を目にすることによってモチベーションは上がります。昨年も練習場にたくさんの横断幕が掲げられることがあった。熱い気持ちを受け取る部分で横断幕は選手のモチベーションにつながっている。難しい問題ではありますが、ぜひ実現できたら」と希望した。

昨季に横浜から浦和に移籍し、埼玉スタジアムでも数多くの横断幕が目に焼き付いているという。「いろいろ本当に書いてくれているので、1つに絞れないけれど、サポーターも本気で応援してくれていることをすごく感じる。熱い思いを選手がピッチで表現できたらと思います」と気持ちを引き締めた。

7月4日のJ1今季再開初戦は横浜に決まり、山中にとって古巣との対戦になる。昨季J1王者とのゲームは厳しい戦いが予想される。「素晴らしいチームなのでタフな難しい試合になる。チームみんなで戦っていきたい。もちろん気持ちも入りますし、たくさん知っている選手も多いので楽しみな一戦。個人的には、まずはピッチに立っていられるように。その監督に使ってもらえるようにアピールしていかないといけない」と気合を入れ直した。【藤中栄二】