政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が22日、プロスポーツなどの入場者数を8月1日から収容人数の上限50%へと緩和することを延期した。

Jリーグは20日の臨時の実行委員会で現行の「上限5000人もしくは収容人数の50%の少ない方」を8月10日まで継続させることを決定済み。27日にプロ野球と合同で新型コロナウイルス対策連絡会議を開いて専門家と協議し、同日にも臨時の実行委員会を実施して各クラブと8月11日以降について協議する予定だ。20日に村井チェアマンが「上限は政府見解をベースに考えていた。明確な見解が出ていない中、慎重に10日まで、という案はご理解いただいた」と話しており、8月末まで現状の制限を維持する政府見解に沿って試合を運営することになる見込みだ。