名古屋グランパスのDF丸山祐市(31)が、王者川崎フロンターレ撃破を誓った。

26日、練習前にオンラインで取材対応。前日25日に川崎Fが史上最速優勝を決めたことを受け、「天皇杯の決勝で、もう1度川崎Fとやりたいですね」と語った。

リーグ2位以内に入れば、準決勝(12月27日)から天皇杯に出場できる。また、ACLに出場するには同3位以内に入る必要がある。

現在2位ガンバ大阪の勝ち点は58で、3位名古屋の勝ち点は55。逆転の可能性は十分にある。

MF稲垣祥(28)は、「ACLに出て、そこで経験を得たいと強く思う」と言う。サンフレッチェ広島時代の19年にACLに出場し、決勝トーナメント1回戦の鹿島アントラーズ戦で退場処分を受けた苦い経験がある。稲垣は「出ることに意味がある大会。Jリーグとは全く違うものなので、グランパスがいいクラブになるよう若手に経験してもらいたい」と話した。

28日にはホームで大分と対戦。まずは、残り4戦で勝ち点を積み重ねる。【佐藤あすみ】