J2からJ1昇格の2チームが16日に決まった。

徳島ヴォルティスは2度お預けとなっていた昇格を“三度目の正直”で決めた。前半21分に、FW垣田がMF浜下のクロスに頭で合わせて先制。試合終了まで積極的に攻め続けた。後半大宮アルディージャにゴールを狙われたが、GK上福元の好守もあり、1点を守り切った。7年ぶりの昇格を待ち望んでいたサポーターも立ち上がって喜び、スタジアムは歓喜に包まれた。

アビスパ福岡は連勝で勝ち点を「81」に伸ばし、16年以来のJ1復帰を決めた。敵地で愛媛FCに2-0。3位長崎が引き分けたため、徳島との最終戦を残し昇格が決まった。前半20分、MF山岸が右CKを押し込んで先制。同ロスタイム1分、FW遠野が今季11点目を決めた。これで先行逃げ切りの得意な形で24勝目。長谷部監督が「一戦必勝の準備で臨みたい」と話していた気迫で快勝につなげた。