ジュビロ磐田は0-1でモンテディオ山形に敗れ、5試合ぶりの黒星を喫した。

前半34分、自陣右サイドを崩され、先制点を献上。1点を追う後半は2度の決定機を決めきれなかった。連勝は「4」でストップ。鈴木政一監督(66)は「後半はボールを動かしながらチャンスをつくったが、フィニッシュの精度が悪かったのが非常に残念」と悔しさをにじませた。

ゴールが遠かった。後半は終始攻め込んだ。1点ビハインドの同34分、クロスの折り返しをMF藤川虎太朗(22)が飛び込むも、タイミングが合わず。ロスタイムには右クロスをFW小川航基(23)が右足で合わせたが、相手GKの好セーブでネットを揺らせなかった。後半だけで放ったシュートは7本。ゴール前での精度の差が勝敗を左右した。それでも、小川航は「入らなかったけれど、次は1発で仕留められるように、いい準備をしたい」と気持ちを切り替えた。