青森山田の首位ターンが確定した。東京U-18と1-1のドローで勝ち点1を積み上げた。前半32分に先制されたが、後半14分にDF丸山大和(3年)のヘディング弾で追いついた。柏U-18に敗れ、開幕7連勝で止まった前節(6月27日)に続き、2戦連続未勝利となったが、前半戦9試合を終えて7勝1分け1敗。2位の清水ユースは消化試合が1つ少ないものの、勝ち点差が“4”ついているため、首位で9月スタートの後半戦に臨む。

丸山がチームを救った。DF多久島良紀(2年)がゴール前にロングスローを入れると、高い打点で同点ヘッド。「何としてもゴールに入れたい気持ちだった」と今季3点目を沈めたが、「勝ち点3と1は大きな差があるので、うれしくない」と悔しがった。

前半の青森山田は攻守で精彩を欠いた。攻撃の形をつくれず、守備では試合を通じて被シュート3本ながら、そのうちの1本で失点。ハーフタイムに黒田剛監督(51)が「個人的なミスがすごくあったので、かなり厳しく指摘しました」とげきを飛ばした。後半頭に2枚代え。攻勢を強めて同点としたが、逆転までは持ち込めなかった。

プレミアを制した2年前は7勝2分けで首位ターン。今年もほぼ同じ成績で2カ月のリーグ中断期間を迎える。黒田監督は「勝ち点3を全力で取りにいったので、物足りなさはある」としながらも、「ポジティブに捉えて強化を続けていきたい」。次なる舞台は全国高校総体。8月14日の1回戦で長崎総合科学大付と対戦する。プレミアEAST首位の勢いで夏の日本一をつかむ。【山田愛斗】