ジュビロ磐田が劇的勝利で勝ち点3を積み上げた。
アウェーで大宮アルディージャに2-1。1点を追う後半8分にMF山本康裕(32)が右足で同点弾。後半ロスタイムにMF山田大記(32)が左足で決勝点を挙げ、3試合ぶりの白星を飾った。体調不良で検査入院した鈴木政一監督(66)が不在の中、一丸で勝ち点3を獲得。指揮を執った服部年宏ヘッドコーチ(48)は「いい勝ち点3だった」と興奮気味に振り返った。
最後の最後にドラマが待っていた。1-1で迎えた後半ロスタイム。パワープレーで押し込むと、山田の前にボールがこぼれた。「運良く転がってきた。思い切り打った」。勝利への執念を込めたシュートは相手DFの股を抜き、ゴール右隅へ。殊勲の1発で勝利に導き、「絶対に勝ちたい試合で取れたことは大きい」と胸を張った。
この日は、J2今季最多20得点のFWルキアン(30)が出場停止。鈴木監督もベンチにいなかった。山田は「監督にもいい報告をしたかった。そこも含めて結果が出て良かった」と誇らしげだった。苦境の中でも強さを見せつけ、今季6度目の逆転勝ち。13試合連続負けなしのクラブタイ記録で首位を守った磐田が、目標の来季J1昇格に向けて大きく前進した。



