最優秀ゴール賞には、名古屋グランパスのFW柿谷曜一朗(31)が選ばれた。今季の全ゴールの中からノミネートされた9ゴールより選出された。柿谷は2度目の受賞で、賞金50万円などが贈られた。

【Jリーグアウォーズ】得点王前田大然「成人式」羽織はかまで現れた!/まとめ>

対象は11月27日の第37節セレッソ大阪戦(ヨドコウ)の後半、古巣相手に決めた芸術的なオーバーヘッドシュート。自らボールを浮かせて空中で右足を振り抜いた。シュートはポストに当たりながらゴールへ。柿谷はC大阪から今季、初めて別の国内クラブに完全移籍したばかりだった。

対戦相手には、今季限りで引退を表明したC大阪FW大久保嘉人(39)がおり、あこがれの選手の前で芸術的なゴールを挙げた。

柿谷は「すごくうれしかった。大久保嘉人さんの前で決められたのは、思い出のゴールになった。あのゴールを決められたのはすごいうれしいが、僕自身、小さい頃に大久保選手の素晴らしいゴールを見てきた結果、そういう選手になれた。少しでも子どもたちの記憶に残れたらいいと思う」と喜びのコメントをした。