今年1月の第100回全国高校サッカー選手権を制した青森山田サッカー部寮で、昨年2月に未成年には法律で禁じられている酒が購入されていた。

2日、同校への取材で明らかになった。

昨年2月、部員が寮の冷蔵庫に入っていたビールや焼酎缶を見つけ、サッカー部のコーチへ報告。学校側の聞き取り調査により、10人程度の部員が購入したことを認めたという。関与した部員を無期停学としたが、飲酒した形跡が見当たらなかったため、反省文を提出させることで処分を解いたという。高校事務局は「それらは事実で間違いありません」と回答した。

黒田剛監督率いる青森山田は、昨年度の大会でMF松木玖生主将(現在はFC東京)を中心に圧倒的な強さを見せつけ、3冠(インターハイ、高円宮杯U-18プレミアリーグEAST、全国高校サッカー選手権)を達成している。