小学生サッカー春の日本一を決める「JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会」の地方予選が5日、開幕した。東北大会は6日まで開催され、東北6県から全11チームが参加。決勝はベガルタ仙台ジュニア(宮城1位)が会津サントスFC(福島1位)を2―1で下し、3連覇を果たした。両チームは全国の強豪16チームによる「JA全農チビリンピック」(5月3~5日、横浜市・日産スタジアム)での決勝大会に出場する。

準優勝の会津サントスFCは決勝で敗れたものの、全国進出を喜んだ。塩田蒼斗主将(5年)は「決勝は厳しい試合だったけど、準優勝はうれしい。全国大会でも良い結果を残したい」と意気込んだ。18年大会以来の全国進出に須藤裕貴監督は「準決勝、決勝と思うようにいかないゲームだったが、全国への切符をつかみ取れてよかった。前回全国大会では1勝もできなかったので、今年こそは全国で勝ちたい」と語った。

ベスト8以降の結果は以下の通り。

▽準々決勝 

会津サントスFC2-0盛岡太田東

モンテディオ山形村山2-1S・KSC

向中野FC1-0ブラウブリッツ秋田

ベガルタ仙台2-1五戸すずかけ

▽準決勝 

会津サントスFC2-1モンテディオ山形村山

ベガルタ仙台5-0向中野FC

▽決勝 

ベガルタ仙台2-1会津サントスFC

 

〈主催〉日刊スポーツ新聞社〈後援〉日本サッカー協会、東北サッカー協会〈特別協賛〉全国農業協同組合連合会(JA全農)