開幕戦以来、2戦ぶりの勝利を目指したJ2東京ヴェルディはヴァンフォーレ甲府を相手に何度か好機を迎えたが1点が遠く、スコアレスドローに終わった。
シュート数自体が5本(甲府は4本)と少なく、城福浩監督(61)は試合後「セットプレーも含めてチャンスはありましたけど、ペナルティーエリアに入っていく量をもっともっと増やさないと。質を意識しながら量も増やしていくというところは、このチームがもっとやっていかなければいけないところ。サポーターも得点を望んでいたと思うし、彼らと得点を喜び合う瞬間を持てなかったことが悔しかった」
「前半は一進一退。後半の25分間くらいは我々が得点できる雰囲気があった。ペナの中にも何度か入っていけた。後半25分間で点を取りたかった」などと振り返った。
この日は本来DFの林尚輝がアンカーのポジションで鹿島から期限付き移籍後、初先発。MF梶川諒太は4-3-3の左ウイングで起用し、そこから中に入ったりと自由に動かせた。一方、右ウイングのバスケス・バイロンには開いた位置で張り付かせ、何度もドリブルで仕掛けさせた。バスケスがFKをもらったり、深い位置まで運んでクロスという場面も何度かあったが、最後のクオリティーが足りなかった。
梶川は「セットプレーを含めてチャンスになりかけるシーンはあったが、それが必然なのか。その形を何回も出せるのか。おそらくそうじゃない。堅く守って0-0になる試合はあるかもしれないけど、J1昇格を目指した時に、負けないけど勝てないチームでは昇格はできない。そこは真剣に考えていかないと」と、さらなるチーム力向上が必要だと真剣な表情で訴えた。



