YSCC横浜が3連勝を飾った。

テゲバジャーロ宮崎を相手に後半39分、MF小島秀仁のクロスボールを途中出場のMF古賀俊太郎がダイビングヘッドで押し込み、これが決勝点となった。

試合は前半、直近9試合に勝利がない宮崎の積極性に押し込まれる展開となった。それでもチーム全体でハードワークを繰り返し、相手にフリーでシュートを打たせる場面を与えなかった。

後半3分、警告2枚で宮崎が退場者を出すと、同12分にケガから復帰したMF橋本陸斗を投入。左サイドを中心に攻勢を強めると、決勝点の場面も、この橋本を絡めた攻撃からのクロスボールがゴールにつながった。

9月から率いる倉貫一毅監督はチーム一体となってのハードワークを植え付け、それに伴い成績も急上昇。就任8試合で6勝2敗とし、チームも10位(全20チーム)に浮上した。的確な選手交代が光り、起用した選手がうまくはまって活躍すると、チームには相乗効果で自信が芽生えた。

目に付くのはプレー強度の高まりと、選手が素早くサポートするなど走る距離が自然と増えたことだろう。その点について、倉貫監督は「トレーニングでも、僕が来てから走るところは増やしている。継続的にやることで選手たちが慣れてきたというのはある」と話した。

夏場は、今季大ブレークしたFW福田翔生が湘南ベルマーレへ移籍したこともあって一時下降したが、倉貫監督の手腕とともに再び上昇機運に乗った。残り6試合。3位カターレ富山の勝ち点は52で、10位のYS横浜とは7差でしかない。大混戦模様のリーグ戦にあって、上位進出の可能性さえ残している。