セレッソ大阪の元日本代表で主将のMF清武弘嗣(33)が3日、大阪市内で公開された全体練習で負傷離脱後、初めて部分合流し、今季中の復帰の可能性も出てきた。
フォーメーション練習で2列目に入った清武は、ピッチとボールの感触を確かめるように動いた。10対10の紅白戦こそ回避したものの、本人は「(感触は)いいですよ。普通にやっている感じ」と笑顔を見せた。
今季開幕直前の2月、左ハムストリング筋損傷で長期離脱を余儀なくされた。左太もも裏側は、ここ数年で古傷になっていた。
長いリハビリを経て、迎えた今季初の公式戦が7月12日の天皇杯3回戦、J2大宮戦での途中出場。アシストも記録して勝利に貢献しながら、その数日後の練習で再び同じ箇所を負傷し、同28日に手術を受けた。
ここまで公式戦出場は1試合だけで、J1通算251試合40得点を誇るレジェンドが、リーグ戦をすべて欠場すれば、プロ16年目で初めてになる。
清武の今後について、小菊昭雄監督(48)は「再発しないように、慎重に考えたい」とする一方で「すごく順調にきている。間に合うようであれば当然、戦力に数えたい。それだけの選手」と説明。
あくまでベンチ入りが可能になれば、25日の京都との今季ホーム最終戦か、最終節12月3日のアウェー新潟戦が復帰の候補になるという。
国際Aマッチ43試合5得点で14年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会にも出場した清武は、今月12日に34歳の誕生日を迎える。チームではMF奥埜博亮(34)と同学年で、盟友のMF香川真司(34)より1学年下になる。
清武は「1日1日を大事にしている、それだけ。先を見てもしょうがない」と穏やかに話し、現在6位で目標の3位以内を目指すチームには「日々、みんなでしっかり取り組んでいるので、その成果が今の成績に出ている」と、仲間を思いやった。
10年以来の香川との再共演については、背番号13の主将は「やりたいですね、はい。頑張ります」と短い言葉で決意を示した。



