ヴィッセル神戸は30日、ガンバ大阪、湘南ベルマーレとの3クラブ合同企画「未月とトモニ!」での収益総額と寄付先決定を発表した。

この企画は、8月19日の柏レイソル戦で相手からタックルを受け、膝関節脱臼、左膝複合靱帯(じんたい)損傷など大けがを負い、17日に2回目の手術を受けたMF斉藤未月(24)を応援するために実施されたもの。9月2日から16日の期間に「未月とトモニ!」応援タオルが販売された。

この日発表された応援タオルの収益総額は84万7079円で、寄付先は認定NPO法人love.futbol Japanに決まった。寄付金は、経済的な貧困や社会格差によって、サッカーをしたくても諦めてしまう子どもたちへの支援に使われる予定で、24年度の「子どもサッカー新学期応援事業」として奨励金給付や用具寄贈、斉藤との交流会などが実施される。

斉藤はクラブを通じて「けがをして自分がサッカーをプレーしている姿を皆さんにみせられないことが一番辛いと感じました。ただプレーできるチャンスを与えてくれているのも皆さんの支えのおかげだと思っています。寄付するにあたり、love.futbol Japanの方と話をして、プレーするチャンスすら与えられていない子どもたちがいるのも理解しました。日本サッカーが強くなっていくには可能性を広げる必要があり、その可能性を皆さんと広げていきたいと思っています」などとコメントした。