柏レイソルの井原正巳監督(56)が1日、最終節・名古屋グランパス戦(3日、長良川)を前にオンライン取材に応じ、勝ち点を積み上げて残留を決定させる強い決意を口にした。

現在、最下位横浜FCと勝ち点差3の17位。ただ、得失点差は柏がマイナス14、横浜FCがマイナス26で、柏が12上回っている。柏が敗れ、横浜FCが勝利して勝ち点が並んでも、得失点差で柏が有利。ほぼ残留を手中にしている状況だ。

それでも、井原監督は「(残留は)確定はしてない。勝ちに行くことは変わらず。自分たちの手で勝ち点を積み上げれば残留が決まる。そういうスタンスでいます」と冷静だった。

前節のサガン鳥栖戦は主力3人が出場停止だった。2-2の引き分けだったが、序盤に失点する難しい状況の中で、一時は勝ち越す粘りを見せた。指揮官も、一時逆転の力が付いたことは評価しつつ「最後引き分けに終わったのは反省点で、今季の勝ちきれない部分は続いてしまったが、この勝ち点1を積み上げてきたところがこの状況をつくった。悔しい位置ではあるが、このアドバンテージで最終節を迎えられるのは積み上げがあったから」と手応えを口にする。

天皇杯では準々決勝で名古屋に勝利し、準決勝でJ2熊本を破り、決勝に進んだ。名古屋を率いるのは井原監督の筑波時代の先輩でもある長谷川健太監督(58)。井原監督は名古屋の印象に「速攻が非常に強力」と警戒。「天皇杯では勝たせてもらった。(名古屋は)すごいモチベーションで来ると思います。個人的なことですが、長谷川健太さんとの対戦。そういう意味でもしっかりできるようにしたい」と、先輩の前で勝ち点を積み上げて残留を決める覚悟だ。