J1アルビレックス新潟とJ3ギラヴァンツ北九州の一戦はスコア4-4で延長戦に突入も決着つかず、勝負はPK戦へ。先攻・北九州は2人目のキッカーから3人連続で失敗。対する新潟は3人全員が成功させ、PK戦を3-1で制した。

スコア3-3の後半45分、FW鈴木孝司(34)がPKを沈め、90分で決着がついたかと思われたが、直後に失点し延長戦に持ち込まれた。3度もリードを追いつかれる展開に加え、MFダニーロ・ゴメス(25)とFW長倉幹樹(24)が負傷交代。何とか勝ちきったが、今後の連戦に不安の残る試合となった。

2-2の後半9分、左サイドでボールを受けたゴメスは独特のステップで相手を翻弄(ほんろう)。最後は中央に走り込んだ奥村に自慢の左足で正確なラストパスを通し、ゴールをお膳立てした。

ケガ人が多いチーム事情もあり、ここ最近の試合は主戦場の右ウイングではなく逆サイドでプレーすることが多いレフティーに対し松橋力蔵監督(55)は、「推進力と、中に切り込んだ時のアイデアに期待している」と起用の意図を説明。ゴメス本人も「左右どちらでも特長は出せる」と戸惑いはない。この日も切れ味鋭いドリブルと正確なプレースキックでチャンスメーク。後半途中に負傷交代するまで献身的なプレスバックで左DF堀米悠斗主将(29)を助けた。

同じトーナメント戦で、8強入りを決めたルヴァン杯プレーオフラウンド第2戦の9日J2V・ファーレン長崎戦から中2日。疲労が残る中、勝ち越しては追いつかれる苦しい展開となったが、最後まで大声援を送り続けた新潟サポーターとともに激戦を制した。次戦は中3日でリーグ戦。16日にアウェーで鹿島アントラーズと対戦する。短い期間でどこまで体力を回復できるか。チーム一丸で乗り切る。

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