浦和レッズが17日、さいたま市内でFC東京戦(21日、埼玉ス)に向け練習を再開し、今夏10年ぶりに復帰したMF原口元気(33)がホームでのプレーを心待ちにした。
再就任したマチェイ・スコルジャ監督の“初陣”となった14日のガンバ大阪戦は守備が整備され1-0で勝利。原口は1点リードの後半31分からピッチに入り、ボランチとして試合をコントロールし試合を締める役割を果たした。「試合を締める部分が足りない部分であったと聞いていたので。与えられた時間で最低限の仕事はしたかな。90分出ていても、その仕事ができるようにしたいなとは思います」と話した。
復帰会見では「攻撃的なポジションをやりたい」と原点回帰への思いを口にしていた。スコルジャ監督にも、攻撃的なポジションでプレー希望を伝えているが、指揮官からは「ボランチが薄いので、まずはそこでプレーしてくれ」とボランチでの役割を与えられている。
「ボランチでも攻撃的なプレーができると思う。何が目標かというと、やっぱり優勝すること。今年はなかなか難しいですけど、来シーズンそこに持っていくために、チームをつくっていく上でかなり重要なポジション。攻撃をやりたい部分はあるけど、ボランチでも攻撃的な役割を担える時間もあるので考えながらやっていきたい」と話した。
ドイツで10年間プレーし、サイドバックからボランチ、2列目と複数のポジションで起用されてきた。若いころは、積極果敢にドリブルでしかけていたが、海外を経験しピッチの中では状況判断を含め大人に成長している。ボランチの役割を果たしながら、自身の持ち味である攻撃性をどう生かすか、イメージはできており「近いうち、時間が長くなれば見せられると思う」と自信をのぞかせた。
若手には、自ら話しかけることをモットーにしている。一方的に意見を言うのではなく、相手が何を考えているか、まずは聞いてから話し合いを始める。ピッチ外でも、大人になった部分だ。ボランチでコンビを組むMF安居には、シュツットガルトで経験した攻撃の組み立てや立ち位置を話したという。「見てきたものとか場数も多いので。その都度、感じたことをなるべくコミュニケーションを取っている。どうやったらチームが勝つかという部分にフォーカスしている」。
21日には埼玉スタジアムで東京戦が控える。ホームのスタジアムの帰還に「まずチームが本当に2連勝して、完璧なマチェイさんのスタートを切ることにしっかりフォーカスして。その中で個人的には思いっきり楽しみたい。埼スタで一緒に戦うという雰囲気をもう1回、僕自身も楽しみたい」と心待ちにしていた。【岩田千代巳】



