スティーブ・ホーランド監督の電撃解任で揺れる横浜F・マリノスが、アウェーで浦和レッズと対戦し、試合開始早々にMF宮市亮(32)が頭部を強打して交代するアクシデントが起きた。
試合開始からわずか10秒。ファーストプレーで浮き球をヘディングで競り合った際に浦和DF長沼洋一と頭部をぶつけ合い。ピッチに倒れ込んだ。
脳振とうとみられ、無理に体を動かさず5分間試合はストップ。宮市は担架に乗せられてピッチから下がった。代わってFWヤンマテウスが投入された。
試合後、暫定指揮を執ったキスノーボ・ヘッドコーチは、宮市について問われると「脳振とうという話は聞いています。ですが、詳しい症状であったりとかっていうのは、まだメディカルと話せていないので。もちろん大丈夫だとは聞いていますが、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)についてはまだ分からない部分ではありますし、今ここでどうこう言えることもないです」。
さらに「キックオフ直後にあのような出来事が起きるとは、なかなか予測不可能なところです」とコメントした。
チームは翌21日からACLエリートの8強進出チームによる決勝トーナメントを戦うため、サウジアラビアへ移動する。ただ脳振とうを起こした場合、復帰へのプロトコル(手順)が遵守されるため、すぐの復帰は不可能。ましてや気圧が脳に影響する飛行機などには乗れないため、チームへの同行は難しい状況となっている。
昨年のACLで準優勝し、今回は初制覇を目指す中、縦への推進力ある宮市を欠くことはチームにとっても痛手となる。



