Jリーグは27日、都内で理事会を開催し、秋春制に移行する26年からU-21(21歳以下)リーグ創設を正式決定した。
Jクラブの下部組織や高校からプロ入りした若手の出場機会確保を目指す取り組み。4年の参加確約と年会費1000万円が求められる中、川崎フロンターレ、浦和レッズ、東京ヴェルディ、FC東京、清水エスパルス、ジュビロ磐田、名古屋グランパス、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸、ファジアーノ岡山、J2のV・ファーレン長崎の11チームが参加する。
野々村芳和チェアマンは「本リーグが、19歳から21歳の選手にとっては成長のステージとなり、また18歳以下の高校年代等におけるスター候補も躍動する場になることを期待し、今後もJリーグ・日本サッカーのさらなる成長に向けて取り組んでまいります」などとコメントした。
大会名は「U-21Jリーグ(仮称)」。スタートは26年8~9月ごろに開幕予定で、4月閉幕を見据える。開催日は土~月用を基本とし、東西2リーグ制となる。同リーグ内でホーム&アウェー方式の2試合に加え、他リーグとのホームorアウェーの1試合、さらに各リーグ上位のプレーオフを実施する。
エントリー上限は18人で抗体の上限は7人。外国籍枠は3人とし、監督ライセンスは日本サッカー協会(JFA)のAジェネラルライセンスを必須とする。創設2年程度については、フレキシブルに対応し、3年で完成形を目指す。オーバーエージ(OA)枠については2種類設置する構想がある。年齢制限のないOAと、22歳、23歳を対象とするU-23OAの2つ(初年度は緩和措置でU-24)。推奨基準は、OA3人に加えてプラスU-23OA4人まで。必須基準はOA6人までに加えてU-23OA4人まで。推奨基準に満たない試合においては当該チームはU-21選手の先発4人が義務となる。
全試合有観客で全試合インターネット配信を実施する。
「ポストユース」世代の強化・育成を目的とし、Jリーグは今年から日本サッカー協会(JFA)とも手を組んで実践の場を設けてきた。4月にU-22Jリーグ選抜が関東大学選抜と、5月にはU-22Jリーグ選抜が関西大学選抜と対戦。来月にはU-20Jリーグ選抜が香港で行われる国際大会に出場する。
【野々村芳和チェアマンコメント全文】
2026/27シーズンに「U-21Jリーグ」をスタートすることを決定いたしました。ポストユース年代は、サッカー選手としてのキャリア基盤を形成するうえで非常に重要な期間です。この時期における継続的なプレー環境の確保は、選手のポテンシャルを最大限に引き出すために不可欠です。
日本においては、大学サッカーが重要な育成のルートとなっており、またJクラブも期限付移籍を活用することで、若手選手に出場機会を提供してきました。これらのパスウェイは今後も重要であり続けますが、一方で、クラブが選手の育成を一貫してマネジメントしながら、定期的な試合出場を確保できる環境の補完も必要であり、「U-21Jリーグ」は、そこにアプローチする取り組みです。
本リーグが、19歳から21歳の選手にとっては成長のステージとなり、また18歳以下の高校年代等におけるスター候補も躍動する場になることを期待し、今後もJリーグ・日本サッカーのさらなる成長に向けて取り組んでまいります。



